TrunkBooks ―traveling secondhand bookstore―

「TrunkBooks」という移動古本屋さんの日々の綴りです。

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フィクショネス  

10年以上前の話をちょっと。

高校を卒業して上京した私が住んでいたのは京王線沿いで。
学校が青山だったけれど、遊びにいくとなるとやはり井の頭沿線で。
それは結婚してからもかわらずで。

で。
下北沢で見つけた一軒の本屋さんがそれがフィクショネスで。
店主の藤谷さん、この人がすごい強烈な人で。
遊びに行くたびに、いろんなジャンルの赤裸々な話ばかりしてて。

それで当時、イラストを描いていた私に
「ポストカード作ってみれば?」
と一声かけてくれて。
言われるがままに、のこのこ作っちゃった私は藤谷さんのお店においてもらったわけだけど、そのポストカードシリーズが意外にも評判がよくて。
藤谷さんの紹介で、ラジオにも出演させてもらったこともあったりして。
とにかく、いろいろお世話になった人で。

「今ね、小説書いてんの」
そう言って藤谷さんがゴソッと原稿をみせてくれたこともあったけど、気付いたらいつの間にか本当に小説家デビューしちゃってて。
店の家賃どうしよう…なんて言ってたときも、あの人はずっと書いていたんだって。
ずっとずっと、あの人は書いていたんだって。



これは10年以上前のお話。
でも、私の周りには10年以上前から夢を追い続けて、そして叶えている人がいっぱいいる。


だからかな?
私も、もう一度あの頃思い描いていた夢を叶えてみようと今さらながらに、思っているのは。


今だから、できることもある。
そう信じていなければ、何にもはじまらない。



少し肌寒くなった秋の夜に、ふっと思うことをちょっと―。


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